イネばか苗病の本田期における病徴の推移
書誌事項
- タイトル別名
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- Succession of the Symptoms of Bakanae Diseased Rice Plants in Paddy fields
- イネバカナエビョウ ノ ホンデンキ ニ オケル ビョウチョウ ノ スイイ
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抄録
<p>ばか苗病により育苗箱内で徒長症状を示したイネ苗は,多くのものが本田移植後の6 月中旬頃(第7 本葉期頃)までに徒長症状を消失してその後は健全な生育を示し,一部のものは枯死に至った.移植時には無症状であっても,その後に徒長症状を現し枯死に至るものもあった.これらの発生割合は品種によって異なり,また同一品種であっても種籾の産地によっても異なった.無消毒種子を使用した調査結果では,無症状苗からも高率にばか苗病菌が苗基部から分離された.徒長症状の発生には保菌の有無のほかに,ばか苗病菌のイネ苗体内での増殖量の差が大きく影響しているものと推察された.</p>
収録刊行物
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- 北日本病害虫研究会報
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北日本病害虫研究会報 2010 (61), 26-29, 2010
北日本病害虫研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206344383488
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- NII論文ID
- 130006250311
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- NII書誌ID
- AN00052373
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- ISSN
- 21854114
- 21854149
- 0368623X
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- NDL書誌ID
- 11058856
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可