斑点米発生量を軽減するための除草剤散布による畦畔イネ科雑草管理体系

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  • Management System of Gramineous Weeds in Paddy Levee to Decrease Abundance of Pecky Rice with Herbicide
  • ハンテン マイ ハッセイリョウ オ ケイゲン スル タメ ノ ジョソウザイ サンプ ニ ヨル ケイ ハン イネカ ザッソウ カンリ タイケイ

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抄録

<p>畦畔および本田におけるカメムシ類密度を低減し斑点米被害を抑制するため除草剤を用いた畦畔のイネ科雑草管理体系モデルの現地実証を行い,畦畔と本田内のカメムシ類すくい取り消長と畦畔のイネ科雑草の出穂状況の推移,斑点米の発生量を調査した.アカスジカスミカメ越冬世代孵化盛期および水稲の出穂10~15 日前までにイネ科雑草が出穂しないように,5 月下旬および7 月下旬に畦畔に除草剤を散布した.その結果,畦畔のイネ科雑草の出穂は長期間抑制され,畦畔および本田におけるカメムシ類密度も極めて低く推移し,殺虫剤を使用しなくとも斑点米被害を抑制できた.</p>

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