交信攪乱法によるコナガの防除

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タイトル別名
  • Control of the Diamondback Moth, <I>Plutella xylostella</I> by Communication Disruption

抄録

コナガの交信攪乱法による防除効果を, 1989年から1990年にかけて処理面積を変えて検討した。<BR>交信攪乱処理の面積が0.5haの場合, モニタートラップへの誘引阻害効果は顕著で, 処理面積が3haあるいは4haの場合と同程度に高い誘引阻害率 (92%以上) が得られた。しかし, 次世代の幼虫および蛹の寄生密度は対照区とほぼ同じで, 交信撹乱処理の防除効果は認められなかった。<BR>処理面積が3haと4haの場合には, 対照区に較べて次世代の幼虫および蛹の寄生密度は明らかに低く (補正密度指数で4.5~54), 交信撹乱処理の防除効果が認められた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206344995584
  • NII論文ID
    130004332721
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.1992.139
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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