ハスカップのナガチャコガネ幼虫に対する昆虫寄生性線虫<I>Steinernema glaseri</I>による防除効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Entomogenous Nematode <I>Steinernema glaseri</I> on Control of Yellowish Elongate Chafer, <I>Heptophylla picea</I> (Coleoptera: Scarabaeidae) Larvae on Blueberried Honeysuckle, <I>Lonicera caerulea</I> L. var. <I>emphyllocalyx</I>
抄録
2005, 2006年に昆虫寄生性線虫Steinernema glaseriを供試してハスカップのナガチャコガネ幼虫に対する防除試験を行った. 防除効果は両年とも処理後約2週間で現れ, 幼虫数で対無処理 (=100) 比22~28となった. 2006年は効果が高く, 処理13日後に採集した死亡幼虫の約70%で供試線虫の寄生が確認され, 同21日後になると生存する幼虫及び蛹を確認できなかった. また, 調査時に採集した生存幼虫を数日間室内飼育したところ, 処理区では死虫率が60~80%と高く, 死亡幼虫の約40%で供試線虫の寄生が確認された. 2006年は土壌中の線虫密度を調査した結果, 処理21日後まで線虫が確認され, 土壌中でナガチャコガネ幼虫に寄生・定着しているものと示唆された. これらのことから, Steinernema glaseriはナガチャコガネ幼虫に対して密度低減効果があると考えられる.
収録刊行物
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- 北日本病害虫研究会報
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北日本病害虫研究会報 2007 (58), 135-137, 2007
北日本病害虫研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206345391744
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- NII論文ID
- 130004333463
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- ISSN
- 21854114
- 21854149
- 0368623X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可