リンゴ褐斑病に対する各種殺菌剤の残効性および治療効果

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タイトル別名
  • Residual and Curative Effects of Various Fungicides on Apple Blotch by <I>Diplocarpon mali</I>

抄録

リンゴ褐斑病に対する各種殺菌剤の残効性および治療効果について, 本病菌分生子を用いた新梢葉への接種により検討した. その結果, チオファネートメチル水和剤は残効期間が21日程度と最も長く, 15日程度の残効がある殺菌剤も数種明らかになった. また, 接種から1日後以内の散布でシプロジニル水和剤は高い防除効果を示し, チオファネートメチル水和剤およびべノミル水和剤でも防除効果が認められた. このことから, 本病に対して残効性が長い殺菌剤を散布することで, 防除間隔を10日から15日程度に延ばすことができると考えられた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206345465088
  • NII論文ID
    130004333489
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.2007.71
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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