福島県におけるカキクダアザミウマの防除適期

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タイトル別名
  • Optimum Timing for Control of <I>Ponticulothrips diospyrosi</I> Haga et Okajima (Thysanoptera: Phlaeothripidae) in Fukushima Prefecture

抄録

福島県におけるカキクダアザミウマの殺虫剤による防除適期は, 展葉期 (平年5月10日頃), 落花直後 (6月20日頃), 第1世代成虫の発生盛期 (7月10日頃および7月20日頃) の4回と考えられた。展葉期の防除により, 越冬世代成虫による被害葉の発生が抑えられた。また落花直後の防除により, 主に第1世代幼虫による果実被害が軽減され, さらに7月10日頃および7月20日頃の2回の防除により, 果実被害は収穫期まで低く抑えられた。第2世代幼虫および成虫によるカキの被害はほとんど発生しないため, 防除の必要はないと考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206345526656
  • NII論文ID
    130004332914
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.1996.134
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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