7~8 月の高温がアカスジカスミカメの発生に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of High Temperature from July to August on the Population Density of <i>Stenotus rubrovittatus </i>in Paddy Fields
- 7~8ガツ ノ コウオン ガ アカスジカスミカメ ノ ハッセイ ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
<p>7~8 月の高温がアカスジカスミカメの発生に及ぼす影響について,有効積算温度に基づく発生消長の推定に加え,予察灯およびすくい取り調査のデータを用いた解析を行った.有効積算温度から推定される2010 年の第2 世代以降の到達時期は,2001 年以降で最も早かった.また,予察灯の誘殺消長より2010 年,2011 年は第3 世代成虫が多く発生していると推定された.さらに,2010 年および2011 年の本田において8 月下旬に再びアカスジ成虫の増加が認められた.以上のことから,7月から8月にかけて高温の年は第1 世代以降の発生が早まり,その結果8 月下旬以降の本田での発生密度が増加する可能性が高いと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 北日本病害虫研究会報
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北日本病害虫研究会報 2012 (63), 136-140, 2012
北日本病害虫研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206345803392
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- NII論文ID
- 40019580319
- 130006294286
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- NII書誌ID
- AN00052373
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- ISSN
- 21854114
- 21854149
- 0368623X
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- NDL書誌ID
- 024269280
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可