メッシュ気温データを用いたフタオビコヤガ発生時期の推定

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  • Estimation of Period of Occurrence of Green Rice Caterpillar, <i>Naranga aenescens</i>, Using Mesh Temperature Data
  • メッシュ キオン データ オ モチイタ フタオビコヤガ ハッセイ ジキ ノ スイテイ

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抄録

<p>近年,山形県では水稲害虫フタオビコヤガが発生拡大しており,地形の複雑な山形県においては,同一地域内においても標高の違いに起因する気温経過の違いにより,本種の発生時期に違いが認められる.そこでメッシュ気温データによって本種の発生時期を推定する方法について検討した.メッシュ気温データ(東北農業研究センター提供)および近傍のアメダス気温データを用い,本種の発育零点および有効積算温度により,越冬世代~第2世代の羽化時期を推定し,フェロモントラップ調査による雄成虫誘殺盛期と比較することにより山形県内における適合性を検討したところ,メッシュ気温データを用いることにより高い適合性が得られた.</p>

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