リンゴに寄生するリンゴクビレアブラムシの発生生態の解明と防除法確立

書誌事項

タイトル別名
  • Bionomics and Control of <I>Rhopalosiphum insertum</I> (Walker) (Homoptera: Aphididae) on Apple Trees
  • リンゴ ニ キセイスル リンゴクビレアブラムシ ノ ハッセイ セイタイ ノ カ
  • 1. Occurrence of <I>Rhopalosiphum insertum</I> on Apple Trees in Fukushima Prefecture
  • 第1報福島県におけるリンゴクビレアブラムシの発生実態

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抄録

福島県の県北地方のりんご園で, 1990年からリンゴクビレアブラムシの発生が開花期から落花後20日にかけて見られるようになり, 以降同時期に多発が続いている。この原因を明らかにし, 防除対策を確立するたあに, アブラムシの越冬卵の種類および密度, 卵のふ化時期および開花期に見られるアブラムシの種類と密度を調査した。その結果, 越冬卵のほとんどがリンゴクビレアブラムシであり, この密度が本県でみられるリンゴコブアブラムシなどの卵密度と比較して異常に高いことが開花期のリンゴクビレアブラムシの多発を招いていると推察された。

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