殺菌剤の開花期散布によるリンゴ心かび病の防除効果

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Fungicide Sprays on Apple Moldy Core in Blooming Period

抄録

リンゴ心かび病菌は, 開花期に雌ずい等に侵入し, がく立ち後その内部で増殖し, 通導組織を経て心室内に到り, 心かび症状を引き起こすと考えられた。また, 一般にがく立ち (結実) 後では薬液のがく筒内部への浸透性が劣るため, 殺菌剤による心かび病防除が最も有効な時期は開花期中 (開花後-がく立ち前) であると考え, 薬剤の開花期散布の効果を検討した。その結果, 殺菌剤の多剤混合散布は心かび病発生率を低下させ, 高い防除効果があった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206346037504
  • NII論文ID
    130004333055
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.1998.76
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ