書誌事項
- タイトル別名
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- On the Self-Developing Dental X-Ray Film PHIL-X30″
- Self-developing dental X-ray film PHIL-X30″について〔英文〕
- Self developing dental X ray film PHIL
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説明
一般の歯科臨床の場においては, 通常, X線フィルムの処理枚数が少なく, また特に根管治療等に際しては, すぐにも撮影されたX線写真を見たいという要望のため現像処理が簡便な方法であるX線フィルムが用いられることが多い.すなわち我が国においては, 処理液を注射筒によりフィルムパッケージ内に注入して処理を行なう, いわゆるインスタント現像が広く用いられている.ところでこのたび著者らは, 処理液がすでにフィルムと共にパッケージ内に包含されている.イタリア製のself-developing dental X-ray film PHIL-X30"を入手し, これを使用する機会を得たので, これについて基本的な特性についての実験を行い, 検討を加えた.その結果, 次の事柄がわかった.1) PHIL-X30"は, 我が国で広く用いられているinstant filmに比べて, 感度, コントラスト, カブリ濃度においてほとんど差はなく, またMTFにおいてもさほど大差はなかった.しかしながら強いてultra-speed filmと比較を行えば, カブリ濃度が大きく, コントラストは小さかった.また, PHIL-X30"は現像処理においての安定性に欠ける傾向にあった.2) PHIL-X30"は必要量の処理液が既にパッケージ内に包含されているために, 現像処理のわずらわしさが除外され, 容易に処理を行うことができる.また, 液晶温度計により現像時間をディスプレイするアイデアは便利であった.3) 処理液を含んだ分だけパッケージが大がかりなものとなり, 撮影の際して問題になることがある.
収録刊行物
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- 九州歯科学会雑誌
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九州歯科学会雑誌 37 (3), 654-659, 1983
九州歯科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206348849024
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- NII論文ID
- 110003003463
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- NII書誌ID
- AN00054335
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- ISSN
- 18808719
- 03686833
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- NDL書誌ID
- 2632973
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可