林産教育研究の課題と展望

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タイトル別名
  • Educational Research on Forests and Wood: Achievements and Prospects
  • リンサン キョウイク ケンキュウ ノ カダイ ト テンボウ

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説明

我が国の人工林が成熟期を迎え,木材利用促進政策が進められる現状にあって,林産教育は木材の消費拡大による林業,地域経済の活性化,森林環境の改善に向けた啓発活動として重要であると同時に,持続可能な社会を実現するための市民の基礎的教養の涵養および専門家,技術者の養成としても必要不可欠である。本稿では,林産教育ならびに林産教育研究の現状と課題について整理し,これからの研究,教育のあり方,展望について議論を進めた。また,次世代に向けた森林・林業・木材教育の実践と研究を充実させるためのフレームワークとして,1)林産教育の目標に関する合意形成,2)教育の範囲と系統性の明確化,3)実践の促進と成果の蓄積,および4)研究発表および研究会活動の活性化を挙げた。

収録刊行物

  • 木材学会誌

    木材学会誌 61 (3), 117-122, 2015

    一般社団法人 日本木材学会

参考文献 (5)*注記

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