書誌事項
- タイトル別名
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- Diagnosis and treatment of insulinoma
- <B>—診断と治療の現況—</B>
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説明
インスリノーマは, 低血糖を来す膵内分泌腫瘍であり, 多発性, 悪性である頻度が少ないことから他の膵内分泌腫瘍に比し, 予後良好である場合が多い. しかし, 腫瘍のサイズが小さいことが多く, 術前に正確に局在を診断することは必ずしも容易ではない. 治療は腫瘍切除が原則であるが, 悪性インスリノーマに対する治療法は確立されていない. 本稿では, 存在診断に対する絶食グルカゴン試験, 人工膵臓を用いたグルコースクランプ法, 局在診断におけるASVSの有用性および多発性肝転移例におけるSMANCS療法の試みを中心にインスリノーマの診断と治療の現況につき概説した.
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 101 (4), 359-366, 2004
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206399451264
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- NII論文ID
- 10012879427
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 15114831
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可