イヌガヤ未熟果実エキスのグラム陽性菌に対する抗菌性
書誌事項
- タイトル別名
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- Antibacterial Effects of Unripe Cephalotaxus harringtonia Fruit Extract on Gram-positive Bacteria
- イヌガヤ ミジュク カジツ エキス ノ グラム ヨウセイキン ニ タイスル コウキンセイ
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抄録
食経験のある101種類の植物から105種類のエキスを得た.これらについて,食品変敗菌を供試菌として抗菌性の有無をスクリーニングした.数種のエキスに耐熱性芽胞菌や酵母に対する抗菌性(MIC<300μg/ml)が認められた.このなかで,イヌガヤの未熟果実エキスは固体培地・液体培地問わず抗菌性が認められ,また試験に供したグラム陽性菌すべてに対して強い抗菌性(寒天培地を用いたときのMICが25μg/ml~200μg/ml, 液体培地を用いたときのMICが2μg/ml~40μg/ml)を発揮することが見出された.培地のpHを酸性もしくはアルカリ性にシフトすることで,さらに強い抗菌性が発揮されることも示唆された.
収録刊行物
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- 日本食品科学工学会誌
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日本食品科学工学会誌 56 (10), 533-540, 2009
公益社団法人 日本食品科学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206408453888
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- NII論文ID
- 10025582639
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- NII書誌ID
- AN10467499
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- ISSN
- 18816681
- 1341027X
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- NDL書誌ID
- 10388095
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可