カツオ(Katsuwonus pelamis)卵巣油を投与したラットにおける水浸拘束ストレスの胃出血性損傷に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Ovary Lipids of Skipjack Tuna (Katsuwonus pelamis) on Gastric Injury in Rats Subject to Water Immersion Restraint Stress
  • カツオ Katsuwonus pelamis ランソウユ オ トウヨ シタ ラット ニ オケル スイシン コウソク ストレス ノ イ シュッケツセイ ソンショウ ニ オヨボス エイキョウ

この論文をさがす

説明

カツオ卵巣から抽出した油脂は,リン脂質と結合したDHAを多く含む.我々は,ウィスター系雄ラットを用いて,このカツオ卵巣油の抗ストレス性について検討した.ラットは,15日間毎日カツオ卵巣油を毎日摂取させた.水浸拘束ストレス(27℃,7時間)を負荷したところ,カツオ卵巣油を摂取させたラットの胃出血性損傷の発症は,コントロールと比べて抑制されていた.一般に,コルチコステロンの過剰分泌は,ストレスによる胃の出血性損傷を発症させる要因の一つと考えられている.しかしながら,カツオ卵巣油を摂取させたラットの血清中コルチコステロン濃度は,コントロールのラットと変わらなかった.

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ