Partial‐freezingした長期貯蔵カット野菜の物理的,電気的評価
書誌事項
- タイトル別名
-
- Evaluation by Measurements of Physical and Electrical Properties on Fresh-cut Vegetables Stored for a Long Term Using Partial-freezing Method
- Partial-freezingした長期貯蔵カット野菜の物理的,電気的評価
- Partial freezingシタ チョウキ チョゾウ カット ヤサイ ノ ブツリテキ デンキテキ ヒョウカ
この論文をさがす
説明
PF法の野菜におよぼす影響,具体的には,色彩変化,硬度変化,水分減少量の調査および電気インピーダンスによる細胞膜の健全性評価を行い,さらに,電気インピーダンスと凍結温度の関係より,貯蔵適温の下限を推定して,PF法の適性を検討したところ,以下の知見が得られた.<BR>(1) −1∼−3℃付近で貯蔵することにより物理的性質の変化が抑制されたことから,野菜におけるPF法の有効性が示唆された.<BR>(2) 野菜のPF法における貯蔵温度の下限は冷却温度に対するインピーダンスの応答により推定できる可能性が得られた.<BR>(3) −1℃における長期貯蔵性の検討を行った結果,3週間程度は十分な状態で貯蔵することが可能であった.<BR>(4) 低温障害が発生しやすいキュウリにおいてもPF法を用いることにより,長期間貯蔵できる可能性が示唆された.
収録刊行物
-
- 日本食品科学工学会誌
-
日本食品科学工学会誌 56 (8), 453-462, 2009
公益社団法人 日本食品科学工学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206409607424
-
- NII論文ID
- 10025182279
-
- NII書誌ID
- AN10467499
-
- ISSN
- 18816681
- 1341027X
-
- NDL書誌ID
- 10314951
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可