エダマメ栽培温度がマルトース生成量に及ぼす影響

  • 野村 知未
    元京都府立大学大学院 : (現)広島女学院大学人間生活学部管理栄養学科
  • 松井 元子
    京都府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻
  • 大谷 貴美子
    京都府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻
  • 村元 由佳利
    京都府立大学生命環境学部食保健学科
  • 古谷 規行
    元京都府農林水産技術センター生物資源研究センター : (現)京都府山城北農業改良普及センター

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Growing Temperature on Maltose Production of Green Soybean
  • エダマメ サイバイ オンド ガ マルトース セイセイリョウ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

<p>栽培温度の異なる3つの試験区でエダマメ2品種を栽培し,マルトース生成量に関与するβ-アミラーゼ活性およびデンプンの糊化温度の影響を検討した.‘富貴’ は,子実肥大期の温度が低い25°C区がほ場区に比べて,β-アミラーゼ活性の強さが有意に(p<0.01)高くなったが,‘新丹波黒’ の場合,栽培温度の違いにより活性の強さは変化しなかった.一方,デンプンの糊化温度は両品種供に3つの試験区で有意に(p<0.01)異なり,子実肥大期の温度が高いほど大きく上昇した.これらのことから,エダマメ加熱後のマルトース生成量は,子実肥大期の温度に大きく影響を受けることが認められた.</p>

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参考文献 (4)*注記

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