エチゼンクラゲ Nemopilema nomurai の硬さの部位別および時期別変化について

書誌事項

タイトル別名
  • Regional and seasonal changes of hardness of the giant jellyfish Nemopilema nomurai
  • エチゼンクラゲ Nemopilema nomurai ノ カタサ ノ ブイ ベツ オヨビ ジキ ベツ ヘンカ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

エチゼンクラゲ Nemopilema nomurai(以後,大型クラゲと記す)の裁断駆除に必要な力を明らかにするために,2007 年 11 月から翌年 1 月に福井県美浜町に入網した大型クラゲ計 40 個体を船の甲板に引き揚げ,傘径および果実硬度計を用いて,傘頂,傘縁および傘頂と傘縁の中間(以後,傘中と記す)の硬さを測定した。傘径と硬さには相関がなく,上傘および下傘の傘縁で差が認められなかった。時期にかかわらず傘中の硬さが,他の部位より有意に低かった。また,12 月以降の傘縁の硬さは,約 50 N/cm2 から約 80 N/cm2 に有意に高くなることが分かった。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 76 (4), 630-636, 2010

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (14)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ