北海道千歳川に遡上するサクラマス産卵親魚の由来と移動様式
書誌事項
- タイトル別名
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- Differences between wild and hatchery-reared masu salmon Oncorhynchus masou masou in their migration patterns to their spawning grounds in the Chitose River, Hokkaido
- ホッカイドウ チトセガワ ニ ソジョウ スル サクラマス サンラン オヤウオ ノ ユライ ト イドウ ヨウシキ
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抄録
人工ふ化放流が実施されている北海道千歳川において産卵するサクラマス親魚の由来と移動様式を調査した。耳石温度標識および鰭切除標識の確認の結果,上流部において自然産卵をおこなった親魚はすべて野生魚であった。一方,捕獲施設において採捕された親魚は野生魚と放流魚の双方が確認された。潜水目視観察の結果,野生魚は,7 月から 8 月中に遡上限界であるダム直下の淵に集まり,産卵期が近づくとダム下流域の産卵場へ移動するものと推定された。また,産卵期は 10 月上旬から 11 月上旬にかけての期間であると推定された。<br>
収録刊行物
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- 日本水産学会誌
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日本水産学会誌 76 (4), 652-657, 2010
公益社団法人 日本水産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206413773184
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- NII論文ID
- 10026550855
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- NII書誌ID
- AN00193422
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- ISSN
- 1349998X
- 00215392
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- NDL書誌ID
- 10782710
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可