実験池においてキャッチアンドリリースされたイワナ,ヤマメの生残と成長

書誌事項

タイトル別名
  • Hooking Mortality and Growth of Caught and Released Japanese Charr Salvelinus leucomaenis and Masu Salmon Oncorhynchus masou masou in Experiment Ponds
  • ジッケンチ ニ オイテ キャッチアンドリリース サレタ イワナ ヤマメ ノ セイザン ト セイチョウ

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説明

イワナ・ヤマメ養殖魚の小型魚と大型魚の釣獲放流後の死亡率と成長を実験池において調査した。餌釣り, 毛鈎釣りともに, 口腔にかかった鈎を除去した場合, いずれの魚種においても死亡率は低かった。餌釣りで口腔より奥にかかった鈎を除去した場合, イワナ小型魚とヤマメ大型魚では死亡率は高かった。口腔にかかった毛鈎を残留させた場合, イワナ大型魚では死亡率は高かった。死亡のほとんどが釣獲放流後14日以内に観察された。釣獲方法, 鈎がかりの部位, 鈎の処理方法は成長と肥満度に影響しなかった。

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 70 (5), 706-713, 2004

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (45)*注記

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