養殖ワカサギ腸内細菌の <i>N</i>-アシルホモセリンラクトン生産能

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献13件
  • 陳 家輝
    日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科
  • 小川 真幸
    日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科
  • 相良 和之
    日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科
  • 糸井 史朗
    日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科
  • 杉田 治男
    日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科

書誌事項

タイトル別名
  • <i>N</i>-Acyl homoserine lactone-producing abilities of intestinal bacteria from cultured Japanese smelt
  • 養殖ワカサギ腸内細菌のN-アシルホモセリンラクトン生産能
  • ヨウショク ワカサギ チョウ ナイ サイキン ノ N-アシルホモセリンラクトン セイサンノウ
  • N-Acyl homoserine lactone-producing abilities of intestinal bacteria from cultured Japanese smelt

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抄録

養殖ワカサギの腸内容物，飼育水，配合飼料の細菌叢を調べるとともに，オートインデューサーである N-アシルホモセリンラクトン（AHL）の生産能を測定した。その結果，腸内容物からは 8 属 17 種が検出され，Aeromonas 属や Lactococcus lactis subsp. lactis が優占した。AHL 生産菌はいずれも Aeromonas 属であり，腸管内容物に 1.7×105～2.0×107 CFU/g 存在することから，ワカサギにおける日和見感染に重要な役割を演じていることが示唆された。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 78 (2), 259-261, 2012

    公益社団法人 日本水産学会

参考文献 (13)*注記

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