水平直線流路内気流中における固体粒子の運動状態

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  • Behavior of Solid Particles in the Air Flow Flowing through the Horizontal Straight Duct

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粉体の風力分級に関する基礎的研究として, 水平血線流路内気流中における粒子の運動を研究した。粒子の速度ベクトルは非常に広い分布を示す。運動状態の乱れの程度は新しい無次元数, S=(18μY)/KDp2ρsV)によって定まり, Sが小さいほど乱れは大きい。ここにKは1種の粒子形状係数である。乱れの発生機構は, 流路壁面における粒子の不規則反発により, 気流方向運動エネルギが垂直方向のエネルギに転換されることである。

収録刊行物

  • 化学工学

    化学工学 29 (8), 615-622,a1, 1965

    公益社団法人 化学工学会

被引用文献 (2)*注記

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