高カルシウム血症を伴った巨大な脱分化型脂肪肉腫の1 例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of a Giant Dedifferentiated Liposarcoma with Hypercalcemia
  • 症例報告 高カルシウム血症を伴った巨大な脱分化型脂肪肉腫の1例
  • ショウレイ ホウコク コウカルシウム ケツショウ オ トモナッタ キョダイ ナ ダツブンカガタ シボウ ニクシュ ノ 1レイ

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抄録

症例は73 歳の男性.腹部膨満,腎機能障害を近医で指摘され精査目的で当院を紹介受診.腫瘍随伴症候群に伴う高カルシウム血症を認め,腹部CT で腹腔内に37 cm 大の腫瘤を認めた.巨大腹腔内腫瘍と診断しQOL の改善を目指し開腹手術を施行した.腫瘍は腸腰筋周囲から発生したと思われ,肉眼的に完全切除された.腫瘍の重量は9.1 kg,腫瘍内容液は褐色で12,200ml であった.病理組織学的検査では脱分化型脂肪肉腫であった.

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参考文献 (8)*注記

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