家族内感染による溶連菌性間擦疹の一乳児例

書誌事項

タイトル別名
  • An Infant Case of Streptococcal Intertrigo Caused by Intrafamilial Transmission
  • 症例報告 家族内感染による溶連菌性間擦疹の一乳児例
  • ショウレイ ホウコク カゾク ナイ カンセン ニ ヨル ヨウレンキンセイ カンサツシン ノ イチ ニュウジレイ

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説明

溶連菌性間擦疹は,主に乳幼児に発症するA 群レンサ球菌の皮膚感染症である.症例は生後1 か月の女児で,頸部,腋窩,鼠径,膝窩の間擦部に境界明瞭な紅斑が出現し,溶連菌迅速検査で溶連菌性間擦疹と診断された.患児と兄から同定されたA 群レンサ球菌のT 血清型,M 蛋白遺伝子型が一致したため,家族内感染と判断した.本疾患は特徴的な皮疹を呈し治療が確立しているが,小児科領域での認知度は低く看過されている可能性がある.

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