乳癌治療剤が原因と考えられた子宮頸部 Microglandular hyperplasia の一例

書誌事項

タイトル別名
  • Microglandular Hyperplasia of the Uterine Cervix in a Patient with Breast Cancer Treated with Toremifene
  • 症例報告 乳癌治療剤が原因と考えられた子宮頸部Microglandular hyperplasiaの一例
  • ショウレイ ホウコク ニュウガン チリョウザイ ガ ゲンイン ト カンガエラレタ シキュウ ケイブ Microglandular hyperplasia ノ イチレイ

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説明

81 歳女性,左乳癌術後トレミフェンクエン酸塩剤(TOR) の服用後,子宮内膜肥厚を指摘され,婦人科的精査を行った.内膜細胞診は陰性,組織診はMicroglandular hyperplasia (MGH) の診断であったが,内膜癌を否定できず子宮全摘術を施行.最終組織診断は悪性所見を認めなかった.MGH は子宮内膜悪性腫瘍との鑑別を要する例があるため,乳癌治療剤の服用女性の子宮内膜所見には慎重管理が必要である.

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