単孔式腹腔鏡下同時手術を施行した胆石胆嚢炎および慢性虫垂炎の1 例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Single Incision Laparoscopic Surgery for Calculous Cholecystitis and Chronic Appendicitis
  • 症例報告 単孔式腹腔鏡下同時手術を施行した胆石胆嚢炎および慢性虫垂炎の1例
  • ショウレイ ホウコク タンコウシキ フククウキョウ カ ドウジ シュジュツ オ シコウ シタ タンセキ タンノウエン オヨビ マンセイ チュウスイエン ノ 1レイ

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抄録

症例は81 歳,女性.急性虫垂炎,膿瘍形成に対する保存的治療後の手術待機中に,胆石胆嚢炎,総胆管結石症による急性膵炎を発症した.状態が安定した後に,単孔式腹腔鏡下手術にて胆嚢摘出術および虫垂切除術を施行した.経過は良好であり,術後第5 病日に軽快退院となった.単孔式腹腔鏡下手術は,手技に熟練する必要があるものの,切開創が小さく低侵襲であり,整容性に優れ,良性疾患の同時手術においては有用であると考えられた.

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参考文献 (1)*注記

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