関連病院間のcollaborationによる治療―幽門狭窄を呈した進行胃癌に左房粘液腫を合併した1例―

書誌事項

タイトル別名
  • A Case Report of Advanced Gastric Carcinoma with Pyloric Stenosis and Left Atrial Myxoma That Was Treated by Close Collaboration with Two Hospitals in Cooperation with Nihon University School of Medicine
  • 症例報告 関連病院間のcollaborationによる治療--幽門狭窄を呈した進行胃癌に左房粘液腫を合併した1例
  • ショウレイ ホウコク カンレン ビョウイン カン ノ collaboration ニ ヨル チリョウ ユウモン キョウサク オ テイシタ シンコウ イガン ニ サボウ ネンエキ シュ オ ガッペイ シタ 1レイ
  • ―幽門狭窄を呈した進行胃癌に左房粘液腫を合併した 1 例―

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抄録

一般市中病院にても扱う進行胃癌という common disease に,比較的まれな心臓腫瘍を合併した症例を経験した.進行胃癌に対し根治術を行い,その後心臓腫瘍切除を施行した.術後早期に胃癌肝転移をきたしたが,CDDP/S-1 による化学療法を施行したところ,肝転移巣は著明に縮小した.現在,S-1 内服にて通院加療中であり,良好な quality of life が保たれている.心臓手術ができる施設は限られているが,日本大学医学部関連病院間で連携することにより,進行胃癌と心臓腫瘍のいずれに対してもすみやかに加療が行いえた症例を経験した.

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