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- 村勢 敏郎
- 東京大学医学部第三内科学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Release of Antidiuretic Hormone from Neurohypophysis in Response to Hypotension in Dogs
- コウリニョウ ホルモン ADH ブンピ チョウセツ キコウ ニ カンスル ケンキュウ
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説明
抗利尿ホルモン (ADH) 分泌調節機構における動脈圧の役割りを明らかにすることを目的に, 実験をおこなつた.<BR>脾臓摘出犬を用いた段階的潟血実験から, 血中ADH濃度の著しい上昇が血圧の低下と密接に関連していることを認めた.さらに, 薬物を用いた血圧降下実験から, 循環血液量ならびに血漿浸透圧濃度が一定と考えられる条件のもとでも, ADHの分泌が血圧の低下によつて著明に促進されることが確認された.<BR>これらの事実は・動脈圧が・従来から分泌調節因子として知られている循環血液量および血漿浸透圧濃度に加えて, ADH分泌調節機構に関与している可能性を示唆するものである.分泌調節因子としての動脈圧の生理的意義について考察を加えた.
収録刊行物
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- Folia Endocrinologica Japonica
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Folia Endocrinologica Japonica 46 (12), 1161-1168,1151, 1971
The Japan Endocrine Society
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206439562880
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- NII論文ID
- 130001926527
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- NII書誌ID
- AN00195891
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE3MXktlals7s%3D
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- NDL書誌ID
- 8399232
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- ISSN
- 00290661
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- PubMed
- 5102332
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
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