経過中CA125の高値を呈した微小変化群によるネフローゼ症候群の1例

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  • A case of nephrotic syndrome due to microchange group presenting high value of CA125 in the course of disease.

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微小変化群によるネフローゼ症候群の患者にCA125の著明な高値を認めた.胸・腹水消失後も高値が持続し,プレドニゾロン投与によりネフローゼの寛解に引き続いて低下がみられた. CA125の上昇の機序として,経過より胸・腹水の存在が原因とは考えにくく,プレドニゾロンにより抑制される因子の関与が示唆され,蛋白尿を惹起させる因子との関連が疑われた.

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