甲状腺機能充進症におけるレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系についての研究

書誌事項

タイトル別名
  • Renin-Angiotensin-Aldosterone System in Hyperthyroidism
  • コウジョウセン キノウジュウシンショウ ニ オケル レニン アンギオテンシン アルドステロンケイ ニ ツイテ ノ ケンキュウ
  • 甲状腺機能亢進症における血管感受性とレニン・アンギオテンシン系
  • コウジョウセン キノウ コウシンショウ ニ オケル ケッカン カンジュセイ ト レニン アンギオテンシンケイ

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説明

甲状腺機能充進症の血漿レニン活性, 血漿アンギオテンシンII含量および血漿アルドステロン含量は, それぞれ2.22±1.67ng/ml/h, 98.7±64.6pg/mlおよび13.5±13.7ng/dlと高値を示した.またfurosemide投与の上2時間立位とした場合, いずれも著明に上昇した.<BR>以上より, 本症におけるレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系の亢進は, 甲状腺ホルモンのNa排泄促進作用と交感神経系の感受性の亢進によるものと推論した.

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