呼吸器疾患の新たな展開:病態局面から分子標的制御へ  I.呼吸器疾患の分子疫学  4.びまん性汎細気管支炎

  • 慶長 直人
    国立国際医療センター研究所・呼吸器疾患研究部
  • 中田 光
    国立国際医療センター研究所・呼吸器疾患研究部
  • 土方 美奈子
    国立国際医療センター研究所・呼吸器疾患研究部

書誌事項

タイトル別名
  • ビマンセイ ハンサイキカンシエン
  • [Diffuse panbronchiolitis].

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抄録

びまん性汎細気管支炎はアジア系集団に好発する慢性炎症性呼吸器疾患である.その発症素因として,ヒト白血球抗原(human leukocyte antigen; HLA)との関連が検討されてきた.韓国人患者との対比などから,疾患感受性遺伝子の同定を試みた結果, HLA-A, B両遺伝子座間に疾患感受性遺伝子が存在する可能性が示唆され,分子遺伝学的にその候補領域の特定と感受性遺伝子の同定が進められている.

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