無菌性髄膜炎を伴った亜急性壊死性リンパ節炎の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of subacute necrotizing lymphadenitis associated with aseptic meningitis.

この論文をさがす

抄録

症例は23才の男性.右頚部に自発痛を有するリンパ節腫が出現し,昭和59年2月23日当科に入院した.入院時,両側頚部,鼡径部に自発痛を伴う母指-小指頭大のリンパ節を数個触知,頚部リンパ節の生検所見にて部分的な壊死性組織破壊像が認められ,亜急性壊死性リンパ節炎と診断した.入院第8病日より激しい頭痛,悪心を訴え,髄液中の単核球優位な細胞増加,およびその他の髄液検査所見より無菌性髄膜炎と診断した.亜急性壊死性リンパ節炎に無菌性髄膜炎を合併した症例の報告は極めて少なく,原因不明と言われる亜急性壊死性リンパ節炎の病因解明の手がかりになる事も期待され,両者の関連性について若干の文献的検索を加えて考察した.

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ