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- 関口 定美
- 北海道赤十字血液センター 北海道大学先端科学技術共同研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Artificial blood.
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説明
現在,市販されている血液の人工物は組み替え第VIII因子のみであるが,開発研究の最も集中しているのは,赤血球の代替物である人工的酸素運搬体ないしは人工赤血球である.酸素運搬の素材はヘモグロビンを使うが,高酸素結合能,低体内停留時間を改善する必要がある.このため,ヘモグロビンの分子内架橋あるいは修飾を行うか,リポソーム人工膜にヘモグロビンを包埋する.現在,米国で第III相試験が実施されているのは前者の非細胞型のもので臨床適応は近いが酸素運搬能のある輸液の感が強い.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 87 (5), 941-949, 1998
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206441172480
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- NII論文ID
- 10005526761
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- PubMed
- 9648449
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可