Fatal continuous pleural and peritoneal hemorrhage in a patient with dedifferentiated liposarcoma of retroperitoneal origin

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  • 持続性の胸腔・腹腔内出血により短期間で死亡した後腹膜原発脱分化型脂肪肉腫の１例
  • コンゲツ ノ ショウレイ ジゾクセイ ノ キョウコウ ・ フクコウ ナイシュッケツ ニ ヨリ タンキカン デ シボウ シタ アトバラマク ゲンパツ ダツブンカガタ シボウ ニクシュ ノ 1レイ

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39歳男性.腹痛と右側胸部腫瘤のため入院.右側胸部の皮下と右肺尖部に腫瘍がみられたほか,右腎周囲後腹膜の腫脹と腹腔内リンパ節の腫大を認めた.入院後,血性の胸腹水が急速に増加し,化学療法の効果なく,入院24日目に出血性ショックのため死亡した.剖検後の組織学的検討により,後腹膜原発の脱分化型脂肪肉腫と診断した.脱分化型脂肪肉腫は稀な疾患で,後腹膜に好発するが,本例のような体腔内出血による急激な転帰の報告はない.

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