書誌事項
- タイトル別名
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- Disease state and treatment of gout and hyperuricemia.
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説明
尿酸コントロール薬が広く臨床に用いられるようになって痛風・高尿酸血症の治療体系は確立してきた.てれと共に症状は軽症化し,腎不全死も減少した.また発症の若年化などの臨床像の変遷も認められる.一方,痛風もインスリン抵抗性を基盤にしたマルチプル・リスク症候群の-つとして捉える視点や,高尿酸血症が独立した冠動脈疾患の危険因子であるとの認識も改めて見直されている.病因としては,プリン代謝酵素の遺伝子異常による尿酸過剰産生型痛風のみならず,排泄低下型痛風における遺伝子異常解明への道も開かれてきた.しかし,我が国の痛風・高尿酸血症痛風治療の実地臨床には問題も多く,明確な治療指針の作成と実地医家への研修が必要であることも指摘されている.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 88 (4), 718-723, 1999
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206443047296
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- NII論文ID
- 10005008666
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- PubMed
- 10341662
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可