• 谷口 敦夫
    東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
  • 鎌谷 直之
    東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター

書誌事項

タイトル別名
  • 1. Therapy for Gout and Pseudogout
  • 痛風,偽痛風の治療
  • ツウフウ ギツウフウ ノ チリョウ

この論文をさがす

説明

痛風と偽痛風は総合診療においても頻度が比較的高く,重要な疾患である.これらの疾患はいずれも関節内の結晶を原因とする.痛風は尿酸塩結晶,偽痛風はピロリン酸カルシウム結晶により引き起こされる.主な臨床症状は急性関節炎である.痛風,偽痛風ともに治療の主体は抗炎症薬である.痛風の場合は,高尿酸血症が病態の基盤であるので,関節内の結晶を枯渇させるために高尿酸血症の是正が有効である.偽痛風の場合はピロリン酸カルシウム結晶沈着の機序がいまだ不明であるので,関節炎に対する対症療法が中心となる.<br>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (14)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ