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説明
Toll-likeレセプター (TLR) は自然免疫において重要な働きをする受容体である. 個々のTLRは病原体間でよく保存された病原体の構成成分を認識する. TLRが病原体成分を認識すると炎症反応に関わる遺伝子が誘導され, さらに引き続いて獲得免疫も活性化される. TLRのシグナル伝達経路の解明やシグナル分子の遺伝子多型の解析によって, 感染症, 動脈硬化, 免疫不全といった様々な疾患とTLRの関係が明らかになってきた.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 95 (6), 1115-1121, 2006
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206443494912
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- NII論文ID
- 130002128778
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD28visVSmsg%3D%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可