水・電解質:診断の実際とその進歩  I.日常臨床に役立つ水・電解質異常の考え方  4.低カルシウム血症・高カルシウム血症

  • 中西 昌平
    国家公務員共済組合連合会虎の門病院腎センター
  • 深川 雅史
    神戸大学附属病院腎臓内科・代謝機能疾患治療部

書誌事項

タイトル別名
  • 低カルシウム血症・高カルシウム血症
  • テイカルシウム ケツショウ コウカルシウム ケツショウ

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抄録

カルシウム (Ca) はイオン化Caが生理的活性を持っており, 狭い範囲で厳密にコントロールされている. この調節機能は副甲状腺ホルモン (PTH), 活性型ビタミンD, カルシトニンといったCa調節ホルモンが, 貯蔵庫としての骨と吸収排泄を行う腎や消化管に作用しながら担っている. Ca濃度を評価するときはアルブミン補正をする必要がある. 疾患は多岐にわたっており, 原因を鑑別してそれに応じた治療が必要である.

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