特徴的な腹腔鏡所見を呈しFitz-Hugh-Curtis症候群との鑑別を要した結核性腹膜炎の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Tuberculous Peritonitis Diagnosed by Laparoscope, Differentiated from Fitz-Hugh-Curtis Syndrome
  • トクチョウテキナ フククウキョウ ショケン オ テイシ Fitz Hugh Curtis ショウコウグン トノ カンベツ オ ヨウシタ ケッカクセイ フクマクエン ノ 1レイ

この論文をさがす

抄録

症例は24歳女性.主訴は腹痛,体重減少.血中クラミジア抗体IgG,IgAが陽性でありFitz-Hugh-Curtis症候群が疑われ,腹腔鏡検査を行ったところ,カーテン状線維組織と多数の白色小結節が見られた.採取組織の病理所見が結核性腹膜炎を示唆するものであったため抗結核療法を行ったところ症状改善した.特徴的な腹腔鏡所見を呈した結核性腹膜炎を経験したので報告する.<br>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ