書誌事項
- タイトル別名
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- 3. Cryoglobulinemia.
- クリオグロブリン血症
- クリオグロブリン ケツショウ
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説明
クリオグロブリン血症は主として細動脈レベルに生じる全身性血管炎を生じる疾患で,極めてC型肝炎ウイルスとの関連が強い.皮膚,関節,神経系,腎臓等が主として標的となり,特にC型慢性肝炎患者において皮膚病変を認めた場合には注意が必要である.活動性の高い腎病変や全身性の血管炎を呈する免疫抑制療法や血漿交換療法の必要な重症例も存在する.とくにC型肝炎ウイルス関連クリオグロブリン血症については,B細胞関連リンパ増殖性疾患のひとつとして定義されるようになり,慢性的なC型肝炎ウイルス感染と,Bリンパ球のクローン性増殖との関係も次第に分子レベルで解明されつつあり,抗B細胞療法としてのリツキシマブ投与など治療法も進歩しつつある.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 100 (5), 1289-1295, 2011
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206444676864
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- NII論文ID
- 10029097159
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3MXnvVersbg%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 11131436
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- PubMed
- 21702146
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可