書誌事項
- タイトル別名
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- Toxocara canis myelitis.
- 今月の症例 イヌ回虫性脊髄炎の1例
- コンゲツ ノ ショウレイ イヌ カイチュウセイ セキズイエン ノ 1レイ
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抄録
イヌ回虫性脊髄炎は幼虫移行症の一つであり,まれな神経感染症である.症例は左半身のしびれ感にて発症した21歳女性で,頻回に生の牛レバー食歴があった.脊髄MRIで第4~8胸椎レベルに病変を認め,脳脊髄液中の好酸球出現と血清IgE上昇を認めた.血清,脳脊髄液中のイヌ回虫抗体価上昇を認め,イヌ回虫性脊髄炎と診断した.アルベンダゾールの内服で臨床症状は改善し,抗体価も低下した.脊髄炎の鑑別診断の一つにイヌ回虫性脊髄炎も考慮すべきと考え,報告する.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 96 (1), 141-143, 2007
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206444723072
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- NII論文ID
- 10018585343
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD2s7gsFCnsA%3D%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 8655067
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- PubMed
- 17305066
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可