書誌事項
- タイトル別名
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- 2. Etiological and Pathological Background of Acute Pancreatitis.
- 成因と病態
- セイイン ト ビョウタイ
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説明
膵腺房細胞では,分泌蛋白の品質管理・処理機構としてのオートファジーの結果,恒常的にトリプシンが生成するが,通常は膵分泌性トリプシンインヒビター(PSTI)によりトリプシン活性は阻害されて急性膵炎は生じない.過度にトリプシンが活性化されてPSTI活性を超えると,連鎖的に膵消化酵素が活性化されて急性膵炎を生じる.また,虚血,自己消化,SIRS/sepsisの三病態が急性膵炎を重症化する主要機序である.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 99 (1), 9-14, 2010
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206445430144
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- NII論文ID
- 10026330000
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3cXhvFSgs7Y%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 10547685
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- PubMed
- 20373574
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可