遺伝性血管性浮腫(hereditary angioedema)による喉頭浮腫にて窒息に至った1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Hereditary Angioedema with Laryngeal Edema Leading to Suffocation
  • 今月の症例 遺伝性血管性浮腫(hereditary angioedema)による喉頭浮腫にて窒息に至った1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ イデンセイ ケッカンセイ フシュ(hereditary angioedema)ニ ヨル コウトウ フシュ ニテ チッソク ニ イタッタ 1レイ

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抄録

遺伝性血管性浮腫(hereditary angioedema:HAE)は,皮下浮腫や粘膜浮腫を主症状とし,喉頭浮腫を来すこともある遺伝性疾患である.有病率5万人に1人と稀な疾患であるため医療従事者の認知度が低く,長期に確定診断されず,喉頭浮腫をきたし致命的な経過をたどる症例も報告されている.症例は46歳,男性,眼瞼・口唇・下顎および口腔内の浮腫を主訴に来院,入院後喉頭浮腫にて窒息に至るも,HAEの診断のもと,気道確保とC1インヒビター製剤投与にて救命した.

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