1.微小変化型ネフローゼ症候群

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タイトル別名
  • 1. Pathogenesis and Management of Minimal Change Nephrotic Syndrome
  • 微小変化型ネフローゼ症候群
  • ビショウ ヘンカガタ ネフローゼ ショウコウグン

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抄録

微小変化型ネフローゼ症候群は,ほとんどの例でステロイド治療により寛解を得られるが,再発の頻度が高く,その一部は頻回再発型やステロイド抵抗性を呈する.病因はT細胞の機能異常やいくつかの重要な因子の関与が明らかにされている.初期治療は経口ステロイド薬が基本であるが,頻回再発型・ステロイド依存性やステロイド抵抗性の症例では免疫抑制薬の併用が有効である.最近,リツキシマブの有効性が報告されており,保険適用化が期待される.

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参考文献 (84)*注記

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