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- 西 慎一
- 神戸大学大学院腎臓内科腎・血液浄化センター
書誌事項
- タイトル別名
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- 3. Membranous Nephropathy
- 膜性腎症
- マクセイジンショウ
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抄録
膜性腎症は,糸球体基底膜に免疫複合体が沈着する糸球体腎炎で,原発性および続発性に発症する.近年,原発性膜性腎症の半数以上が内因性抗原であるphospholipase A2 receptor(PLA2R)に対するIgG4型抗体により発症することが解明された.抗PLA2R抗体が原発性,あるいは続発性の鑑別マーカーとしても利用されるようになってきた.「ネフローゼ症候群診療指針」が発表され,ステロイド薬が一次治療薬として推奨されている.寛解に至らない場合は免疫抑制薬の追加が考慮される.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 102 (5), 1121-1127, 2013
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206446326272
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- NII論文ID
- 10031185289
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXptFSjt7Y%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 024674902
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- PubMed
- 23847976
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可