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- 鈴木 律朗
- 名古屋大学大学院医学系研究科造血細胞移植情報管理・生物統計学
書誌事項
- タイトル別名
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- Epstein-Barr Virus Associated Lymphoproliferative Disorders: Disease Concept and Treatment
- 医学と医療の最前線 EBウイルス関連リンパ増殖性疾患の病態と治療
- イガク ト イリョウ ノ サイゼンセン EB ウイルス カンレン リンパ ゾウショクセイ シッカン ノ ビョウタイ ト チリョウ
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説明
EBウイルス関連リンパ増殖性疾患(EBV-LPD)は,EBウイルスが感染したリンパ球が体内で増殖する疾患の総称である.慢性活動性(CAEBV),劇症型,進行性成人発症型(PAEBV),移植後(PT-LPD)という4つの型が知られている.発症年齢や伸展様式が異なるものの,自然経過では最終的にはEBウイルス関連の血液腫瘍,白血病またはリンパ腫に移行して不帰の転帰を取る.適切な早期診断と,化学療法や造血幹細胞移植によって白血病・リンパ腫への移行を食い止めることが必要である.これらEBV-LPDは欧米では頻度が極めて低く,本邦からのエビデンスと情報発信が重要である.末梢血中EBV-DNAコピー数が診断・病勢の変化・治療反応性の判断・予後予測・再発の判断に有用であり,一日も早い保険収載が望まれる.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 102 (4), 979-985, 2013
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206446472064
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- NII論文ID
- 10031185276
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC3sjjtlenug%3D%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 024634180
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- PubMed
- 23772516
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可