1.Alzheimer型認知症

  • 下濱 俊
    Department of Neurology, School of Medicine, Sapporo Medical University

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タイトル別名
  • 1. The Concept and Pathophysiology of Dementia of Alzheimer-type.
  • Alzheimer型認知症
  • Alzheimerガタ ニンチショウ

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抄録

1906年にAlois AlzheimerがAlzheimer型認知症患者を初めて報告した.肉眼的にびまん性脳萎縮,病理組織学的に大脳皮質の神経細胞の著明な脱落,多数の老人斑とAlzheimer型神経原線維変化という特異な病理変化を記載している.その後の病態研究により,コリン仮説に基づくAChE阻害薬,グルタミン酸神経毒仮説に基づくNMDA受容体拮抗薬が開発され,治療薬として使用されている.現在,アミロイドカスケード仮説に基づく抗アミロイド療法の開発が進められている.<br>

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参考文献 (13)*注記

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