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- 谷口 正実
- 国立病院機構相模原病院臨床研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- 4. Aspirin-exacerbated Respiratory Disease (AERD)
- アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息)
- アスピリン ゼンソク(NSAIDs カビン ゼンソク)
- [Aspirin-exacerbated respiratory disease (AERD)]
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抄録
・アスピリンに対するアレルギーではなく,COX1阻害作用を持つNSAIDsにより,強い気道症状を呈する不耐症であるが,選択的COX2阻害薬は安全に使用できる.・成人喘息の約5~10%を占め,男女比は1:2で小児ではまれである.・ほとんどの症例で好酸球性鼻茸を合併し,近年では好酸球性中耳炎や胃腸症,異型狭心症の合併が増加している.・通常のアレルギー学的検査では診断不能で,問診(NSAIDs使用歴,嗅覚低下,鼻茸手術歴の確認)が重要であり,確定診断には内服試験が必要である.・静注用ステロイドの急速静注は禁忌であり,NSAIDs誘発時にはエピネフリンが奏効する.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 102 (6), 1426-1432, 2013
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206448003584
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- NII論文ID
- 10031190376
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXhtVCns77F
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 024707449
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- PubMed
- 23947210
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可