I.後脛骨動脈破裂を起こした神経線維腫症1型の1例

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タイトル別名
  • A Case of Spontaneous Rupture of a Posterior Tibial Artery with a Neurofibromatosis Type I
  • 今月の症例 後脛骨動脈破裂を起こした神経線維腫症1型の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ ゴケイコツ ドウミャク ハレツ オ オコシタ シンケイ センイ シュショウ 1ガタ ノ 1レイ

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抄録

<p>症例は59歳,男性.急性に発症した右下肢痛を主訴に入院.胸腹骨盤部造影CTで右後脛骨動脈瘤破裂を認め,血管内治療(コイル塞栓術)を施行し,安全に止血が得られた.精査の結果,神経線維腫症1型(neurofibromatosis type I:NF-1)と診断した.NF-1は有病率が比較的高い遺伝疾患で,血管脆弱性を背景とした病態を認め,血管の破綻を来たした本症の治療法として血管内治療が有効である可能性がある.</p>

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