<i>SDHB</i>変異陽性遺伝性パラガングリオーマの1例

  • 藤田 泰功
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 渡部 貴文
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 小川 諒子
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 石田 育大
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 清家 雅子
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 志智 大城
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 中村 幸子
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 日野 泰久
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 千原 和夫
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科
  • 飯田 啓二
    兵庫県立加古川医療センター糖尿病・内分泌内科

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Familial Paraganglioma with a Mutation in the <i>SDHB</i> Gene
  • 今月の症例 SDHB変異陽性遺伝性パラガングリオーマの1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ SDHB ヘンイ ヨウセイ イデンセイ パラガングリオーマ ノ 1レイ

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抄録

<p>39歳,女性.血尿を主訴に来院.来院1年前に高血圧を指摘され,腹部造影CTで膀胱および左腎門部に腫瘤性病変を指摘された.第3子に膀胱パラガングリオーマ(paraganglioma:PG)の既往あり,第3子と本患者でSDHB変異を認めていたことからPGを疑った.精査の結果,膀胱および左腎門部PGと診断し,手術療法を施行した.術後,再燃兆候認めず.SDHB変異陽性PGは,悪性化,再発リスクが高く,慎重な経過観察を要する.</p>

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

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